2017年1月8日日曜日

ハイイールド債型投資

最近、500 円相当のクオカードを優待とする企業が多く現れ
しかも、株価が安くて利回りが高いケースが多くみられます。
ところが、有利子負債が利益剰余金の3倍以上あったり
財務に不安がありそうな企業が多く、
利回りが高くても購入を控えていました。
有利子負債が多いことは必ずしも悪いわけではありませんが
優待を設定して株価を吊り上げようという意図があるように思えます。
しかし、最近になって方針を変更し、利回りの高い場合は購入するようにしました。
500 円相当のクオカード年間獲得数を数えたら 30 になっていました。
なぜ方針転換をしたかを説明します。

ハイイールド債というのはジャンク債とも呼ばれ
格付け BB 以下の債権をいいます。
BBB 以上の債権は投資適格とされます。
格付けが高いほど、信用度は高く、利回りは小さい。
逆に、格付けが低い債券は、信用度は低く、利回りは大きい。
ハイイールド債に投資する戦略は
幅広く分散して投資し、一部の債権が債務不履行になっても
その分を高い利回りでカバーするということになります。

500 円のクオカードで利回りが上がってしまうということは、単価も安いということです。
幅広く買えば、一部が失敗に終わっても利益は出そうです。
債券と違って爆上げすることもあります。
この戦略に思い至って以降、財務が悪い銘柄もかなり買っています。
とはいえ、さすがにタマホームには手を出せません。
有利子負債が利益剰余金の15倍以上
配当性向を 100% 以上では躊躇してしまいます。







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