2018年1月6日土曜日

株しかない(1)

タイトルは阿部修平氏の著書から拝借しました。
2015年1月の発行で、2020 年に日経平均4万円を予想しています。
著者は「価値の探究者たち」で唯一取り上げられている日本人です。
3冊読んだ彼の著書の中で一番気に入っていますが、ネット上での評判は今ひとつです。
本記事は本の解説ではなく、株式投資の必要性についての私見です。

私は株式投資が特に好きなわけではなく
ほとんどの国民が取り組まざるを得ないことだと思っています。
その意味で「株しかない」です。
理由としては以下の2つがあります。
  1. 資本家と労働者の格差が大きくなっている。
  2. インフレ対策
私が株式投資を始めた理由は 2. です。
1. を意識するようになったのは最近のことで
次の本を読まれると実感できるかもしれません。

  まんがでわかるピケティの「21世紀の資本」

この本の中では資本家の形態として
起業や不動産経営などが挙げられていますが
一番現実的なのは株式投資することだと思います。
(作品の中で個人投資家が1名登場します)

資本家と労働者の格差が広がっているという事実は
労働者でありつづけることの大変さを意味しています。
定年で労働者を引退して、年金のみで生活するということは難しくなるでしょう。
労働者を長く続けたくなければ、どこかで資本家にならざるを得ません。

さて、初心者がどのように投資を始めるかが問題ですが
若い人(アラフォーまで?)なら、まずは「つみたてNISA」を利用して
インデックスファンドに積み立てるのが良いと思います。

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