タイトルを拝借した阿部修平氏の著書「株しかない」についても触れていきます。
参考記事 株しかない(1) 株しかない(2)
澤上氏がインフレが起こることと日本株が大きく上昇することを
予言したのが2000年頃だと思います。
(さわかみファンドの設立が1999年、この頃によくマネー誌にコラムを書いていたと思います)
デフレが続き、日本株は長期の低迷を続けましたので
この予言は大外れと言わざるを得ません。
この間に何が起こっていたのでしょうか。
阿部氏によれば、企業はバブル時の借金を返し続け
デフレと円高という厳しい局面でも収益を出せるように
体質を改善し続けていたということです。
澤上氏の予言の根拠はある意味では正しく
表面化するまで15年の歳月を要したと考えています。
阿部氏は2020年には日経平均4万円を予言していますが
2020年の根拠は理解できていません。
切りが良いから2020年の予想値を出したのか
それともオリンピックアノマリーを意識してなのか。
私は阿部氏の予想に乗ってみるつもりでいます。
上昇相場の期間が長すぎるので
そろそろ天井ではないかという見解もよく目にしますが
逆に、余りにも長い低迷期も実際にありましたので
上昇相場がまだ続くこともおかしくないと思います。
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