2018年1月8日月曜日

株しかない(4)

阿部修平氏は著書「株しかない」の中で ROE の重要性を指摘しています。
そして JPX400 を評価しています。
昨年、証券会社のセミナーを受講しました。
講師はスパークスの社員で、「株しかない」に沿った内容でした。
講演後、個別に質問させていただいたのですが、
その講師は JPX400 は評価していないという回答でした。
実際、JPX400 のパフォーマンスは良くありませんでした。

現在の私の運用では、配当+優待利回りで買い
利回り、PER、ROE をみて売り時を決めています。
以前は、利回りで売り時を決めていましたが
上昇した銘柄に ROE が高いものの比率が多く感じたため
売却基準を変更しました。

ROE は株価の情報が含まれていませんので PER と併用します。
PER が ROE の 1.5 ~ 2 倍が目安です。
根拠は脆弱で、グレアム係数 22.5 の算出基準が
PER 15倍、PBR 1.5 倍であり ROE が 10% になります。
これを元に PER = 1.5 × ROE を基準値としました。
ROE が 10 以下の場合は、PER だけで判断します。
大雑把ですが、ある程度は目安を決めないと売却の決断ができませんので。

  参考記事 株しかない(1) 株しかない(2) 株しかない(3)

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