マーケットタイミング

下げの第３波がやってきて、マーケットは大きめの調整となっています。
キャッシュポジションを高めてうまく回避した投資家もおられるようですが
冷静に考えてみると果たして成功しているのでしょうか。

現在、TOPIX は昨年１０月、JQ 平均は昨年末の水準まで戻っています。
逆に言えば、それ以後に現金化した投資家しか報われていない訳です。
私の運用資産も１０月の水準にまで下がっています。
パフォーマンスの高いジャスダックにも投資しているにもかかわらず
TOPIX 並みのパフォーマンスとは、お粗末としか言いようがありません。

上昇が長く続く中で、昨年１０月から今年３月までの間に
キャッシュ化するという芸当は少なくとも私には無理で
マーケットタイミングを計るのはあきらめています。
今後のマーケットを予想するのはあまり意味がないですが
来週には配当落ちもあり、日経平均は 20,000 円を割ると予想します。
これから一段の下げがあれば最後の買いを入れ
下げ止まるのをひたすら待つのみです。
日経平均の PER も12 倍台で割安ということですので
20 % の暴落にあたる 19,000 円まで下がることはないという妄想が支えです。
妄想は当てになりませんが、握力の維持には役立ちます。

いつ下げ止まるのでしょうか。
これまで散々売ってきた外国人が買いに転じる時と予想します。
何時になるかは全く見当がつきませんので
予想する意味はありませんが、その時をひたすら待ちます。