2018年9月16日日曜日

PBR とは

PER に引き続き PBR を解説します。
 参考記事 PER とは
PBR は PER と並ぶ2大指標です。

会社は資産を活用して収益を上げます。一株当たりの純資産が BPS です。株価を BPS で割ったものが PBR です。PBR 1倍が資産が正当に評価された状態であり、1倍割れは本来ありえないはずですが頻繁にあります。適正な株価は、資産価値+収益価値+成長価値と考えられ、PBR2倍程度という説もあります。資産価値を評価するとPBR 1倍、資産価値+収益価値を評価すると PER 15倍というのが私のイメージですね。スパークスの阿部社長は、2020 年の予想 BPS に対して PBR 2倍として計算すると、2020 年の日経平均は4万円になると予想しています。2020 年の実現は絶望的ですね。

BPS は EPS と違って、突然大きく変更されることは少ないので、PBR は比較的安定した指標です。ただし、BPS が実情に合っているかは疑問です。例えば、不動産の評価が適正にできるのか疑問です。

(財務が健全な)低 PBR の銘柄は下値不安が小さいですが、0.3 倍位まで下がることは十分あります。しかも、速やかに PBR が回復する訳ではありません。投資を始めた頃、高配当利回り+低PBR 戦略をとっていました。3~4%の配当利回りをもらいながら、運よく上昇するのを待つという戦略でした。(今も本質的には変わっていませんね~)本当に何年も株価は動きませんでした。

PBR は低いほど割安ですが、本当にそれでよいのかと疑問を感じています。収益性を表す指標の1つとして ROE があります。ROE は高い方が良いのですが、PBR と ROE は比例関係にあり、低 PBR と高 ROE は相反する要求なのです。ROE は PER に反比例しますので、PBR と ROE の要求を満たすためには、極端に低い PER が求められます。

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